地震予測観測網(JYAN研究会)

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HF(短波帯)の状況について

HF(短波帯)の状況について

2014年1月11日 いつもですと、年末から年が明けて寒さがきつくなると、HF(短波帯)のバンドコンディションも下がって、交信風景が少なくなりますが、実は、昨年暮れからHFバンドが静かになりません。未だ夜9時頃まで電波伝搬の状況が良いのです。特に深夜になると急激にコンディションが落ち込んで殆ど聞こえませんが、現在は14から18Mhz、そして21Mhzまで国内がオープンしています。しかし、DXは?いつも通り良くありません。何故でしょう?

HF帯では、電波伝搬の試験をしています。バンドスコープで見ていると7Mhzから上のバンドでは、時々ピコッとウサギ?が跳んでいくように聞こえます。これは、少しずつ周波数を上げながら電離層の電波伝搬調査をしているのです。この様子をSDRで見ると大変よくわかります。電波の伝搬状態が一目瞭然なのです。ところが、喜んでばかりはいられません。実は東日本大震災の前が「今」と良く似たような状況だったのです。2月でもDXシーズン並の状況だったので、今後も注意をしてHFの観測を続ける必要があります。また、FM観測網にも一部それらしい異常が現れていますが、今以上の変動になれば注意を要します。皆さんも、HFを聞いて見ませんか?

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