地震予測観測網(JYAN研究会)

地震の電磁前兆を観測し、直近で予測(いつ・どこで・どれくらいの)を配信します。

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2017年のJGpUでは

2017年のJGpUでは

今回のJGpU学会では、2部門にエントリーし(5/21日地震学会系)と(5/25日電磁現象系)の両方に採用されましたので、Poster会場にてデータを展示し発表しました。今年から展示が縦形式から横形式に変わりましたが、大事なところが目の高さになって大変見やすく、データなどの説明には好都合でした。反面、P会場がとても広くなり、どこで、誰が、何を展示(掲示)しているか等を紹介する案内板が小さく、解りにくかったように思います。

最初(21日)は、地震学系ですが隣に以前からの研究仲間がいましたので、たいへん好都合でした。特に、地震予知学では、これだ!と言う決定打が出てこないだけに、今少し熱気が足りないように思います。世間ではTVで「地震予知はできない」と公言する人がいて、予知の風潮自体が萎んでいますから、「本当にできるの?」と言う疑いの眼からご覧になる方が多かったように思います。しかし、私が展示発表した熊本地震での観測状況や、これまでの観測実績、それに何故?電磁観測で地震予知が可能なのか?等を説明すると、なるほど!と理解をし、納得をしてくれました。特に高校生や大学生は、先入観がありませんから、素直に納得してくれ、一緒にやりませんか?と誘うと好感触で地震予知の将来は明るいと感じました。また、地震予知の研究を長くしている先輩方と夕食を共にしましたが、地震予知の過去や、将来的に明るい話など、たいへん楽しい時間を過ごすことができました。

次に、25日の電磁観測学系ですが、こちらも有名大学の先生が近くで展示していましたし、訪れる学生や学者も多く、説明で声が枯れてしまいました。昼食も取れず講演会場にも行けないくらいで、多くの方に研究を紹介しましたが、外国から来られた方がわざわざ訪ねてこられたり、また、熱心にポスターをご覧になって、研究のポイント等を紹介すると殆どの皆さんが納得され、電磁観測を使っての地震予知が、如何に有効で、将来的にも楽しい学術研究であり、これからの花形研究になるか等をPRしました。また、発表の間の3日間は、学会で地球や宇宙関連の研修をしたり、以前からの関係各所を訪問したり、新規に訪れたりで、たいへん有意義で勉強になりました。しかし、現在の地震予知の現状が芳しくない(当たらない)ことから、悲観的な見方をされていましたが、私の研究資料をご覧戴くと「電磁観測方式の確実さを納得」され、電磁観測による地震予知に期待を持って戴けたようです。以上、簡単ですが報告です。

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