地震予測観測網(JYAN研究会)

地震の電磁前兆を観測し、直近で予測(いつ・どこで・どれくらいの)を配信します。

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地震観測データの解析について(2)

地震観測データの解析について(2)

先月、瀬戸内で伊予地震が2回ありました。最初は震度5、二回目は震度3でしたが、私が地震観測を始めて5年が経過し、6年目になって始めて私の近くで地震があり観測データ記録が残りました。予測とは発生期日のズレがありましたが、他は殆ど予想通りとなりました。実は、一昨年や昨年の地震学会で地震電磁気を利用して予知の理論(予想)を発表していますが、今回は、その予想理論を証明するに相応しいデータが含まれていました。現在、JYAN観測網の基局(国東観測局)では、大まかに分けて3種類の観測をしています。第一はLF~Hfの観測、次はFM放送電波の観測、最後はアースの電磁気観測です。受信用のアンテナも専用ですから両手でも足りませんが、研究室での実際の観測要領は細かく分けると、まだ多くなります。TPOに応じていくつもの観測を行っているのです。SEMS会長の長尾先生から、地震が無いときに地震が無いことを示すのは大事なことなんですよ。と聞きました。やはり本物のプロの先生が言う事は違います。確かにその通りです。地震が無いことを示すのもたいへんで大事なことです。それで、記録用のPCは常に5~7台は動いています。6年前に機器を揃えて観測を始めた頃はノイズ探しが主だったのですが、今の記録データを観ていると、長年の集大成としてデータが集まったような気がしています。これからの地震予測には強力な武器が手に入ったことは間違いありません。学会で発表する予定で準備を進めています。

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