地震予測観測網(JYAN研究会)

地震の電磁前兆を観測し、直近で予測(いつ・どこで・どれくらいの)を配信します。

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2014年

地震予知学会のお披露目式Report

地震予知学会のお披露目式が行われ、JYAN研から2名の方が出席しました。(以下はお二人に了解を戴いてReportします。なお、私は全くの別件で表彰式があり出席できませんでした。)

「案内」日時:11月26日(水) 15:30-17:30  場所:衆議院第二会館会議室 式次第:学会の発足と役員発表 会長挨拶 講演 来賓挨拶 田中和徳先生(自民党) 平沢勝栄先生(自民党) ※  上田先生、理事、監査の先生方、会員の方、また、地震予知にご興味のある方もお誘い下さい。日本地震予知学会会長

Report1> 議員会館行ってきました。 本日の出席人数は60数名といったところで、テレビカメラと思しきものが入ってました。最初写真は撮れるかな?といったものものしい雰囲気で焦りました。長尾先生の進行で、上田先生の基調講演があり、途中で田中元議員と平沢元議員が入ってきて挨拶がありました。その後、早川先生の講演 <写真 1.JPG>ありました。> 早川先生の講演では今迄のいろいろな予知の歴史、手法と成果が紹介されました。こんなにやられていたのに、かなり専門性が高いせいか世間での認知度が随分低かったのだと思いました。VHFは国広さんのところで…と聞こえたと思います。早川先生はじめ理事の先生がたにはjyanの船橋局として挨拶しておきました。お二人の議員さんに当選してもらえれば、予算も取りやすくなり、認知度も上がって注目度も上がってくるのではないかと感じました。(Y)

Report2 先日の日本地震予知学会発足式へ出席してきました。会議室は40名ほどの出席者で満杯で、冒頭早川会長は期待以上の数ですと言っていました。早川正士会長をはじめ、上田誠也名誉会員などそうそうたる研究者の活気ある言葉を聞く事が出来、また結構研究されているものだと驚きもし大変有意義でした。添付資料は会場でいただいたコピーです。國廣会長はご存じの内容と思いますが、また我が家でのコピーですので見にくいページもありますがとりあえずの報告がわりですhi   来賓として田中和徳先生、平沢勝栄先生からも学会へ期待の言葉を聞きました。二人とも失職したとして皆の笑いを誘っていました。また、船橋局のYさんともアイボールコンタクトもできましたし、議員会館の入館時のセキュリティーチェックも経験し大いに関心しました帰り際に早川会長にちょっとした質問をしたのですが、快く応じていただきました。さて、私としては日本地震予知学会に加入し講演会などにも出席して刺激を受けつつ勉強したいと思っています。國廣会長からの口添えをいただければ幸いです。(O)

サイバー攻撃? 撃退

昨日、改めて気がついたのですが、中国発で、私のメールアドレスからプロバイダに発信のアクセスがあったので止めました。と、メールが何回か来ていました。自分に覚えが無いので放っておいたのですが、私のメールアドレスから、私宛に滅茶苦茶なメールが何通も届いていました。実は、迷惑メールはプロバイダに選り分けを契約していますので、心配はしていませんでしたが、私のアドレスから変なメールが何通も来ていたので、びっくりです。それで、緊急にパスワードを元から全て変更しました。(長くややこしいPWにしました。)

もう、乗っ取りは出来ないと思いますが、今度はHPやPCへもアクセス(攻撃?)が来ているような気配です。世の中、つまらん事を面白がる変な方がいるんですね。中国とは別口?かどうか分かりませんが、余程、注意をしないとセキュリティは確保できないような、世の中になっているんですね。

それから、メールパスワードは、保存するにチェックを入れると誰からでも見えるようになるそうです。(プロバイダの説明書きに書いてありました。)しかし、チェックを入れておかないと度々面倒だから、ついチェックを入れてしまいますが、「パスワードは定期的に変えましょう」とプロバイダも言っています。どうぞ、改めてご注意を!

電磁波の観測と解析要領について

 東日本大震災以後(昨年来)、関東では震度2~5クラスの地震が多発しています。九州では滅多に無いので、関東のように連続地震が発生し、観測に出る異常がどの地震に該当するかなどと考える必要は無かったのですが、1週間から10日間程度の間隔で地震が発生すると異常現象が重複して、どの地震の異常なのか判らなくなる事があります。特に、小さな地震ではせいぜい1週間程度前を見れば良かったのですが、2~5程度になるとやはり1ヶ月間は見なければならず、現象の重複によって弁別が難しいときがあるのです。しかし、連続の場合は、同じような異常が出ていることが判りました。従って、区別が楽になってきましたが、鹿島局の観測では、微妙な異常が良く捉えられていますから、取り敢えずは地震解析の練習は十分にできるようになっています。また、船場局も関連がありますし、横浜局とも合わせて解析を進めると良く解ります。総合的に関東は広いですから、もう少し観測仲間が増えると、もっと解析が楽になって、異常の把握が良く解るようになると思います。

地震の観測が予測まで進むと解析が難しい事になりますが、観測網が広がった事によって、その解析要領が次第に判ってきました。特に、震源の深さが50Km以上で、深くなるほど現象がぼやけ、しかも広範になってきます。関東大震災は小田原市の地下23キロでM7.9で発生していますから、同じような地震が発生するとすれば1ヶ月前には近隣局で前兆を把握し、10日から1週間前には警報を出せるくらい明確に出ると予想しています。しかし、東海や東南海、南海地震は結構列島から離れていますから異常現象が広範でぼやけてくるので、明確な警報を出せないとは思いますが、FM電波は海上でも十分に異常が把握出来ますから、ハム仲間を募って、なんとか観測ネットを広げて見たいと思います。

九州一の久住連山

6月15日 昨日、朝3時50分に家を出発し、久住連山の登頂口(牧ノ戸峠)を5時50分から登山開始しました。天気予報では午前中は晴れで午後は少し曇ってくるとのことでしたが、登山を始めた頃は、ガスって廻りは殆ど見えません。30m程離れるとよく見えませんでしたが、ここは昨年も登山の経験があり、又、見えなければ扇が鼻にでも登山して帰ろうと家内と話していましたが、久住山と扇が鼻行きの分岐点に行っても、何処の方面も雲に囲まれていました。それで、どうしようかと迷っていたのですが、丁度そこに行き合わせだ6人程のグループが同じように話し合っていました。その時、一人が地図を見ながら、今日はあと1時間ほどすると雲が晴れてくるよと言いました。それで、行き先が久住に決まったようです。それを聞いて私も、聞いたところ、前に気象台に勤めていた方の予想では、あと1時間ほどすると晴れてくると言います。仲間の人が、当たるかどうか判らないよとは言いましたが・・・、それを聞いて、私達もあと1時間ほどかかる久住山に登ることを決めました。そして、歩き出してしばらくしたら、少しずつ近くが見えはじめ、次第に近隣も見えてきました。そこで、予想を思い出して、当たったね!と言ったのですが、山小屋あたりに着くと、結構遠くも見えるようになっていました。久住山と中岳の分岐点に来ると、山の頂もよく見えて、元気も出てきました。その後、久住山に登頂し、おいしいおにぎりと味噌汁を堪能し、元気回復したところで下山を始めました。その頃には、本当に周囲のミヤマキリシマを余すところなく見る事ができました。丁度、土曜日で、無線もCQが結構出ていましたが、登山する人が、数珠つなぎのように登って来るのにはビックリしましたが、私達は、あのとき、久住山に登山を決めて良かったと思いました。

今になって、あのときの気象台OBの方の予想が当たっていた事に感謝しています。当たらなくても、それはそれで良かったのでは無いかと思います。私達が今現在行っている地震予測も同じようなものだとは思いますが、ぜひ当たるようにし、感謝してくれるようにできれば、最高だと思います。

総務省はどんどん変わっている!

先月の19日ですが、総務省が構想を発表しました。災害関係を主としてビッグデータやツイッター等の情報を集約し、必要とあれば、関係各所に配信するというのです。それに地震や豪雨などの災害情報も含めると言うので、これには、ビックリしました。

と言うのは理由があります。これまで、行政府はこの種の情報は、それぞれの割当て業務が大変で、余裕が無いため取扱困難だと言ってきました。そして、何よりも災害関係では事後処理がメインだったのが、今回から、事前情報や事前処理に目が向いた事です。未だ世界のどこにも事前対策まで進んでいるところはありません。

私が、最も驚いているのは、地震情報や災害情報を取り扱うと言っていることです。これまでは、行政府やメディアも受け付けてくれず、情報は反故にされていました。「これから」の情報はパニックを起こしたり、命に関わる大問題だからです。しかし、JYAN研究会は「だからこそ、必要なんだ」と言ってきましたが、今回の総務省さんの構想には、ビックリさせられました。素晴らしい転換だと思います。

災害を如何にして軽減させるかは、事前情報を如何にうまく利用して事前対策を取るかと言う事にかかっています。ここで、一つだけ大事なのは、事前情報が正しいかどうか?が最も大事なポイントなのです。そこで、私は、写真やビデオ等できちんとした証拠となる情報を集めることを考えましたが、まず第一の行動は、その情報を集めるかどうかです。国民が発するビッグデータとなれば、概ね正しく、間違いは出なくなります。従って、いかにして有効利用するかが「鍵」なのです。総務省は、これから、民間にも協力を求めて開発をすると言っています。是非、的を得た情報が配信できるよう大きな期待を掛けたいと思います。

北大の森谷先生は

北海道大学で、地震予知の研究をされ、FM電波観測の第一人者と思っていますが、昨年退官されてしまいました。たいへん残念に思っていましたが、その後も研究を続けておられます。実は、私がFM観測を始めたのもSEMS会長の長尾先生が森谷先生を紹介してくれ、おもしろい研究だなーと思っていたからです。おまけに、森谷先生から、私は北海道でやっていますが、國廣さんは九州でやってみませんかと誘われて、喜んで研究実験に入りました。FM局のリストも贈ってくれましたし、アマチュアハムの知識や技術とアマチュア無線の機械装置が即役立つからです。元々ハムが大好きですから、直ぐにのめり込んでしまいました。・・・続きは、後日(その後は、概ねHPのとおり何ですが・・・)