地震予測観測網(JYAN研究会)

地震の電磁前兆を観測し、直近で予測(いつ・どこで・どれくらいの)を配信します。

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05月

総務省はどんどん変わっている!

先月の19日ですが、総務省が構想を発表しました。災害関係を主としてビッグデータやツイッター等の情報を集約し、必要とあれば、関係各所に配信するというのです。それに地震や豪雨などの災害情報も含めると言うので、これには、ビックリしました。

と言うのは理由があります。これまで、行政府はこの種の情報は、それぞれの割当て業務が大変で、余裕が無いため取扱困難だと言ってきました。そして、何よりも災害関係では事後処理がメインだったのが、今回から、事前情報や事前処理に目が向いた事です。未だ世界のどこにも事前対策まで進んでいるところはありません。

私が、最も驚いているのは、地震情報や災害情報を取り扱うと言っていることです。これまでは、行政府やメディアも受け付けてくれず、情報は反故にされていました。「これから」の情報はパニックを起こしたり、命に関わる大問題だからです。しかし、JYAN研究会は「だからこそ、必要なんだ」と言ってきましたが、今回の総務省さんの構想には、ビックリさせられました。素晴らしい転換だと思います。

災害を如何にして軽減させるかは、事前情報を如何にうまく利用して事前対策を取るかと言う事にかかっています。ここで、一つだけ大事なのは、事前情報が正しいかどうか?が最も大事なポイントなのです。そこで、私は、写真やビデオ等できちんとした証拠となる情報を集めることを考えましたが、まず第一の行動は、その情報を集めるかどうかです。国民が発するビッグデータとなれば、概ね正しく、間違いは出なくなります。従って、いかにして有効利用するかが「鍵」なのです。総務省は、これから、民間にも協力を求めて開発をすると言っています。是非、的を得た情報が配信できるよう大きな期待を掛けたいと思います。